2010/03/19

使命と魂のリミット「東野圭吾」

使命と魂のリミット


久しぶりに東野氏の作品を手にしました。
文庫化されてからしか購入しないので遅れ遅れで読破していってます。

本作品、医療ミスを隠している病院の悪事を裁く。的なものを想像して読み始めました。
しかし、そこは東野作品。医療を取り巻く環境やそこに従事する人々の描写。また物語の一方では車産業に関するものもあるのだが、日本のトップ自動車メーカーが生産能力の向上と引き換えに安全性に問題のある車を発売する。しかもその問題とは、アクセルをコントロールするコンピュータプログラムに欠陥がある。という物。なんだかどこかで聞いたことのある話だ。2006年にハードカバーで発売された本書に昨今の出来事を予言してたような・・・・・・。
医療ミス以外の要素が次から次に出てきます。むむ、医療だけを題材にした作品ではないようだ。
人物の相関関係に多少の強引さはあるが、なんだかんだで最後のどんでん返しもしっかりやってくれてます。

やっぱり東野作品、好きですね~。


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